僕は、阪神ファンなので、テレビを見られないような環境では、インターネットの情報で試合状況をチェックしては一喜一憂しております
alexander hera價錢。
ところで、こういう世の中なので、インターネットの野球の試合状況を知らせてくれるサイトも複数あります。
僕もいつかのサイトを試していましたが、いつのまにかなんとはなく、ひとつのサイト、-yahooの「Sports navi」というサイトです。-、を見るようになり、その画面に慣れてしまい、今ではたいていこのサイトを見ています。
実は、このサイトには、細かいことですが、ある特徴があります。
それは、「選手紹介に腐心している」という点です。
いや、正確にいうと「腐心している」ではなくて「腐心していることがなんとなく行間からわかってしまう」という点です
alexander hera價錢。
なんだ、たいしたことじゃないじゃないか、と思われるでしょうが、まあ、聞きましょう。
このSprots naviの選手情報が細かいのは、たぶん、「ただ試合情報を伝えるだけではなくて、なんとかして短い情報の挿入で他のサイトの差別化を図ろうとした」結果だと思われます。
野球に興味の無い方から見ると、どうでもいいようなことだし、かといって僕のような野球好きから見ても、その選手情報の細かさに食指が動く、というわけでもなく、むしろ「かなり苦労されてますなあ、ご同輩」と興味以前に宮仕えとして同情を誘われてしまう、というもののほうが多いです
多功能衣架。
基本的に、このサイトは、まず先発選手は普通に紹介し、交代があったときに細かい情報を入れてきます。
例えば、こんな感じです。
「ピッチャー交代『プロ中のプロ』岩瀬』
・・・岩瀬投手(中日)なんか、今更紹介されるまでもない大投手ですが、普通に紹介するのでは気がすまないようです。まあ、確かに『プロ中のプロ』と言ってもおかしくない選手ではあります。
「ピッチャー福原に変わり『韓国の至宝』呉昇恒』
これも、『ふむ、その通り。』と首肯する紹介の仕方です。
「エネルギッシュタイガー新井良」
alexander hera 「経験豊富な日高」
これも、わからんでもないです。「新井良太選手がエネルギッシュタイガーだった」というのは、実は阪神ファンの僕としても初耳ではありますが、まあ元気のいい選手なので、一応、わかります。
しかし、下記のようなものになると、ちょっと分かりづらいです。
「ピッチャーキャラメル王子 祖父江」
「ピッチャー八木に代わってチリガミ王子 七條」
・・・・これ判りますか?
「キャラメル王子 祖父江」は、祖父江投手(中日)のご実家が製菓業を経営していて、オリジナルのキャラメルなどを製造販売している、というところからきています。
知らない?そうですよね、普通知らないです。
そして、知らない人にはどうでもいいし、知っているからといってそれを殊更に喜ぶ、というほどの情報ではないです。
つまり、その苦労の割には、祖父江投手をキャラメル王子と紹介すること、でサイトの閲覧者が増える、とは思えません。ほう、そういう役にたたない情報を、うんうん唸って絞り出したんだな、と思うとサラリーマンとしては憐憫の情を禁じえません。
ちなみに「チリガミ王子 七條」というのは、七條投手(ヤクルト)の下の名前が「ゆうき」というので、ハンカチ王子ことあの、斎藤祐樹投手(日本ハム)と「下の名前は同じ」だけど「別にハンカチではないからチリガミだ」ということ、らしいです・・・・。
それから、特にこのサイトの選手紹介担当者が苦戦されていると見られるのは「俊足を武器としている選手が代走で出た場合の紹介」です。
ちょっと挙げてみましょう。
「快速で魅せる俊介」
「鋼の足鉄平」
「勝利を呼ぶ韋駄天三輪」
「優れたスピードで魅せる緒方」
「さっそうと駆ける城所」
・・・・試行錯誤の後が窺えます。「快速で魅せる」と「優れたスピードで魅せる」なんて入れ替えても問題ないです。
さらに見ていくと、「そもそも紹介としてどうなんだろう?」というようなものもあります。
「打席のよろず屋森本」
・・・・森本選手(DeNA)が器用だ、ということを強調したいんですね、でも、なんか商店街のおっさんみたいです。・・・。
「ドラ1の意地を魅せる二神」
・・・・二神投手(阪神)がドラフト一位で指名されて入団しながらまだ頭角を現していない、頑張れ、ということなんでしょうけど、そういう選手はなにも二神選手だけではないんだけどなあ。
「ミット音が鳴り響くカーペンター」
・・・・これは、カーペンター投手(ヤクルト)の投げる球に球威があるらしいぞ、ということのようですが、ちょっと主観的になっていないでしょうかね?
「器用なドミニカン エルナンデス」
ドミニカン、は今更いらないから、要は『器用』ってことです。
「控えめな豪腕 西村」
『豪腕』だけではいかん、という使命感に溢れていますが、ちょっと意味不明です。
「フォーク・マネジメント 大塚」
かなり意味不明です。
しかし、ここまではまだおとなしいほうです。
なぜなら「かろうじてその選手がもっている特徴を紹介しようとしている」からです。そうではなくて、もっと激しくおいでなさっている、明らかに首をかしげるもの、もあります。
「バッター『栄光の使者』福留」
いいですねえ、皆目判りません。
僕は、阪神ファンだし、それに福留選手(阪神)が首位打者を二回も取り、メジャーでも活躍した選手ということは当然知っていますが、彼がいつ『栄光の使者』になったのかは全然知りませんでした。そもそも『栄光の使者』って野球の技術面においてはどこが優っているのかわかんないし、いったい誰から誰に派遣された『使者』なんでしょうか?そして、最も不可解なのは、それこそ今更紹介の必要などないくらいの福留選手をこういう意味不明なキャッチフレーズで紹介していること、それ自体です。
最早、もともと「閲覧者を増やすためにキャッチフレーズをつけること」だったという手段が目的化してしまい、何かしらキャッチコピーをつけることで満足している、としか思えません。
しかし、これをも凌駕するすごいものがありました。そのキャッチコピーの前には「栄光の使者福留」も、まだ野球、というか、スポーツにかろうじて関わっているから凡庸にすら思えます。
即ち下記です。
「ロマンチックリリーフ ロマン」
「洒落」です!
洒落としかいいようがありません。野球とは全然関係ないです。なんでしょう、ロマンチックリリーフって・・・・?
僕が、不思議に思うのは、ここまで苦労してそれぞれの選手にキャッチコピーをつけておられるのに、中には『ピッチャー安藤』という具合に『素で紹介されている』選手もいることです。有名だから今更紹介の必要はないでしょ、ということなのかな、とも思うんですけど、それなら『プロ中のプロ岩瀬』も『栄光の使者福留』も不要です。
だって、選手によっては「勝利まっしぐら坂」(キャットフードの宣伝みたいです。本人はどう思ってるんですかね。だいたい、まっしぐらか、そうじゃないか、と言えば、ほぼ全部の選手が「勝利まっしぐら」じゃないでしょうか??)と「万能フィールダー坂」と、攻撃で交代して出場するときと、守りで交代して出場するとき、の二通りのコピーをつけてもらっている選手もいるので、それに比べるとやはり、素で紹介される選手がいるのは解せません。
知力が尽きちゃったんでしょうかね?
ところで、僕が、これらのコピーにいちいち個人的に感心したり、同情したり、いちゃもんをつけたりしている中で、「書けばいいってもんじゃないだろ!」と個人的に大絶賛してしまったのが下記です。
「バッターカーペンターに代わり、バットを短く持つ田中」
なんだよそれ!!
バットを短く持つのなら、関本とか上本とか、そんな選手何人もいますっ!
素晴らしい投げやり感です。
これなら田中選手のためにも、野球ファンのためにも、キャッチコピーなしのほうがましじゃないか、と思わせる「脱力感」が行間に満ち満ちています。労働者として共感すること甚だしいです。
ひょっして、この適当さを他人は見逃すかもしれませんが、僕には通じません。
これは、「選手の技巧の紹介」でもなければ「渾名の紹介」でもなく、ましてや『ロマンチックリリーフ」のような「洒落」ですらありません。
「見た目そのまんま」です。書けばいいってもんじゃないです。
晴れ晴れとすらします!!
ちなみに、野球ファンでない方のため、と、田中選手(ヤクルト)の名誉のため、に記しておきまずが、田中浩康選手は、尽誠学園-早稲田大学という野球のエリートコースを歩み、2014年7月20日現在、通算安打941本、ゴールデングラブ賞にベストナインも受賞したことのある、「バットを短く持つだけの選手」ではなく、立派な実績のある「ひとかどの選手」です。
これからも細かく注目していくので、Sports naviの担当者さん、是非、頑張って・・・・・だけじゃなく、おざなりな命名もお願いします。
以上、「打倒HbA1c・モモンガア王子・好きな
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