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僕が知っている

世の中には高所恐怖症という人も多いと思う。目の眩むような高さがダメなのは当たり前のことで、僕が知っている高所恐怖症の人は幼稚園の滑り台の上でも立てない。本当の恐怖症というのはそういうものらしい。

 僕にも苦手なものがいっぱいある。

① 閉所恐怖症。
 
  小さい頃、幼稚園の先生に「泣き止むまで入ってなさい!」と言われ、ロッカーに入れられたのが原因かも知れない。最近ではMRI検査の時に難儀した。狭い ところが怖い人が拘束されて狭い穴に20分も入れられるのだ。問診票には「閉所恐怖症ですか」とあったので三重丸をつけたのだが、何しろ検査してもらうに はあのへんてこな穴に入らないわけにはいかない。先生に泣きついて拘束着を外していただき何とか死ぬ思いでクリアしました。

② 先端恐怖症。

 先の尖ったものが苦手である。針だの鉛筆だのとにかくダメである。今、こうして文章を書いているだけで目がムズムズしている。僕は今、ほとんど目をつぶりながらキーボードをたたいているのだ。

③ こちょこちょ恐怖症

 全身が性感帯である。くすぐりに弱い。絶対にスパイにはなれない、どんな重要機密も椅子に縛られて足の裏をくすぐられた時点ですべて白状してしまうに違いない。

 この他にも、お化け屋敷にジェットコースター、黒い昆虫「G」など僕は弱点の宝庫である。

 そんな僕だが、高いところは意外と平気だ。いや、平気だった。高いところは見晴らしもよく、空気も地上よりはきれいだろう。涼しいし、これまた苦手な人ごみも少ない。高いところで恐怖を感じることはないと思っていた。

 ところが、今回、僕は生まれて初めて心から「高いところ・・こわい・・」と感じたのである。

 旅に出ると僕はよく歩く。音楽を聴きながら、ラジオのポッドキャストを聴きながら、知らない町や自然の中を歩いていると(あー旅だなぁ)と幸せを感じる。

 下田の町をあとにした僕は伊豆急で今日の宿となる城ヶ崎海岸へと向かった。ひと駅前の伊豆高原で下車、ここから海沿いに目的地までのんびり歩いていこうというわけだ。

 ガイドブックを見ると海沿いに散策路が続いている、ここを歩いていくと高さ50メートルはあろうかという吊り橋があるらしい。
 サスペンスドラマのエンディングで刑事が犯人を追い詰めていったクライマックスシーンに使われるような「あの」景色だ。
 田舎刑事の船越英一郎が加害者の母親である市原悦子を携えて白いワンピースを着た片平なぎさを追い詰めて最後にたどり着く断崖絶壁に架かる吊り橋といったロケーションをイメージして欲しい。

 「ふーん、面白そうだな、よし、見に行こう」
 
 というわけで、僕はこの吊り橋を目指して歩き始めた。
 この日は快晴、気温は30度を超えている、汗をかきかき歩いていく。歩くこと30分余り、ようやく海沿いのハイキングコースに行き着いた。

 海がとてもきれい!

32 散策路①

  ここから、右手に海を見ながら歩くこと約1時間、通称アスレチックコースというだけあってかなりのアップダウンだ。景色は絶景だが、足は棒のようだ。歩き ながらよく思うことは「登るんなら、最初から下がるなよ」と地形に文句を言いつつ息をきらしてようやく目的地にたどり着いた。

 そして、いざ吊り橋へ・・

 僕はつり橋の上に立った途端、今までに味わったことのない恐怖を感じたのだ!
 
 いやーこわい!!
 
 足がすくむとはまさにこのことである。落ちないとはわかっているものの、橋の真ん中まで来ると怖くて歩けなくなるのだ。怖々下を覗き込む。足が震える・・写真を撮ろうと思うのたが、もうビクビクもので腰も引けなんとも情けない。

 100万円あげるからここからバンジージャンプしろと言われたら僕は丁重にお断りするだろう。ここから身投げする人も長い歴史の中にはいたのだろうが、信じられない。もっと怖くない方法あるでしょ。

 橋の上に誰か同乗者がいると怖さ倍増である、そう、揺れるのだ!風もまた大敵、そう、揺れるのだ!!
 僕は風が収まるのを待ち、さらには同乗者がいない時間を見計らって、何とか橋の中央へ・・そして、手すりを固く握りつつへっぴり腰で何とか写真を撮ろうとチャレンジしてみた。こういう時、スマホは怖い、手を滑らせて崖の下に落ちていく幻想にとらわれるのだ。

 というわけで、写真ではまるで伝わらないのですがとりあえず「絶景」のいくつかを・・

39 絶壁

62 吊り橋

61 吊り橋

 下から見上げるとそうでもないですが、橋の上は本当にこわい・・当然・・揺れます

40 吊り橋④

 テレビでよくバンジージャンプをしている芸人さんやアイドルに心から敬意を表します・・

38 吊り橋③

37 吊り橋②

 転落ご用心!の看板 

 一瞬見たときはビビりました・・ここからよく人が落ちるのか・・

 よく読むと船から転落注意とあり何だかわからないけどちょっぴり安堵。でも、立てる場所が違うでしょ!ここに立ってたら、誰が見ても「橋からよく人が落ちるから気をつけてね」と思います。

34 立看板

 無料で灯台にも上れます ここなら安心。

63 灯台


 というわけで、心からスリルを堪能した僕は冷や汗をふきつつ今夜の宿へと向かったのでした。

 三日間の短い旅を満喫し、僕は東京に帰ってきた。減りかけていたライフは満タンとまではいかないがかなり回復した気分だ。他にも書きたいエピソードはたくさんあるが、それはまたネタとしていつか書き記したいと思う。

 それでは最後に旅のスナップをいくつか・・

 
 下田海中水族館のイルカくん

56 イルカ②

 水槽の中の魚たちです。

55 マリン

 伊勢エビ どうしても「美味しそう・・」と感じてしまう。

57 エビ

 イソギンチャク

58 イソギンチャク

 伊豆大島遠景 東伊豆からは伊豆七島がよく見えます、こんなに近いんだ‥という印象

33 大島

 断崖絶壁と青い海は今回の旅の中でも忘れられない「絶景」でした。

35 吊り橋①

 下田寝姿山ロープウェイ 寝姿山は海から見上げると本当に女性が寝ているように見えます。

53 下田ロープウェイ

 六月の下田は「あじさい祭」山一面があじさいで埋め尽くされるそうです。

49 紫陽花

 お世話になった城ヶ崎海岸のペンション。

43 ペンション①

 身近な場所にこんなにきれいな景色があるのですねぇ。

48 展望台②

 城ヶ崎海岸は高級別荘地 こんな素敵な所に別荘なんて羨ましいですなぁ・・

41 城ヶ崎海岸駅

 ライフを満タンにして東京へ・・

42 伊豆急入線


素敵な旅にあらためてありがとう。

伊豆の旅 オススメします!

さあ、また仕事がんばろう!
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